学科紹介

あらゆるものを、自在にコントロールする。

車やドローンの自動運転など、さまざまなものがコンピュータによってコントロール(制御)されています。

センサによって状態をチェックし、機械や装置を自在に動かすことができるように、ハードウェアとソフトウェアの幅広い技術を習得したグローバル人材を育成します。


多くの製品の内部に組み込まれているマイクロコンピュータは、さまざまな情報を読みとって必要な操作を行っています。コンピュータ技術を基礎とし、関連するソフトウェアおよびハードウェアを有機的なシステムとして統合することでこれらの製品が実現できるのです。本学科では、「制御」関連技術と「情報」関連技術、およびそれらを融合したシステムについて学ぶことから、名称を「制御情報システム工学科」としています。

電気・電子回路、電磁気学などの電気・電子に関する基礎技術、そしてコンピュータ・情報処理に関する基礎技術を3 年生までの低学年で学習し、高学年では、制御理論、計測工学、信号処理、画像処理工学、バイオメカニクス(生体工学・人間工学技術)、プログラム言語やソフトコンピューティング(知識情報処理・人工知能技術)、組込みシステムに関する応用技術を、授業・演習により習得します。さらに、卒業研究などの総合的プロジェクト学習によって統合システムの設計・開発技術を習得します。もの作りに挑戦し、それが完成し動作したときの喜びと達成感は、教室や本からでは得られない活きた知識へと繋がります。 技術の変化に対応しつつ、自由で柔軟な発想でハードウエアとソフトウエアの「ものづくり」ができる学習環境を制御情報システム工学科は提供していきます。